| [社会法人 アジア協会アジア友の会(JAFS)] | ||
今回の目的は、インドネシア・バリ島の伝統文化と環境保全に留意した開発の取り組みを学ぶとともに、JAFSプロジェクトの現状視察ということで、ジャワ島東部パチタン県プリングクク村の飲料水供給プロジェクトを見学しました。地元の人々の協力の下、2000年9月に着工し、2001年3月に完成した全長6kmに及ぶ飲料水供給パイプラインの今をレポートします。 (レポーター:村上公彦事務局長) |
| JAFSがやって来た | ||
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| 今じゃ各戸に蛇口が光る | ||
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| テレマカシー・・・ | |
| 早速水道のことを聞いてみた。"パイプラインができて何かが変わりましたか?"テイロンさん開口一番"テレカマシー・・・(ありがとう)"一呼吸おいて"まず生活が楽になりました。"とのこと。"これまで水源まで毎日水を汲みに行っていました。往きは約10分の下りで問題はないのですが、帰りは天秤の両側にバケツをつけてゆっくり30分以上かけて坂を登るのです。年をとると年々この水汲みが体にこたえるようになっていました。子ども達は皆都会に出ていますが村に戻ってくれることを望んでいます。水道については、村のみんながJAFSをはじめホサナ、カルナカシー(現地NGO)、それに背後で支えてくれた日本の皆さんに感謝しています・・・" |
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| 給水は1日2回 | ||
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| パイプラインが支えた村の生活 〜水の大切さを知る〜 宮里 恵 | ||
(本会会員 看護士) |
| プリングクク村 | ||
農業を主体としているが、水が不足しているため、土地はやせていて稲作には適さない。村人は野菜や果物を細々と作り近くの市場で売って、なんとか生計をたてている。4年ごとに厳しい乾期が訪れ水場が枯れることも多い。貧しくて満足に学校へ通えない子も多く、村に高校はなく大学への進学はほとんどみこめない。教育基準が低いために、仕事が見つけにくく、生活レベルも向上しないという悪循環が続いていた。村人の9割はイスラム教徒、1日5回モスクから礼拝の声が流れる。 |
| バリ島の爆弾テロを悼む | ||
インドネシアには、種族(スク)宗教(アガマ)人種(ラス)階層(アンタルゴロンガン)の頭文字をつなげた"SARA"という言葉があります。"SARA"の多様性がインドネシアの社会問題を複雑にしてきました。JAFSのパイプラインが建設されたジャワ島プリングクク村はイスラム教徒の村です。一方「ホサナ財団」はプリングクク村の人たちとは種族の違うバリ人の組織、そして村でパイプライン建設を支えた地元のボランティア団体「カルナカシ」はキリスト教の女性グループでした。同じ目的を持って協力することが"SARA"を乗り越えさせ、みんなを一つにすることができた・・・世界にもそういう日が来ると嬉しいのですが。(雅) |
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